死後の判定 | ブログ幸福の科学

死後の判定

「しかし、厳しいことに、死後には、『その人の、この世における思いと行い、考えたことと行動したことが、真理価値に照らして、どうであるか』ということが的確に判定されます。
これは、仏教だけでなく、エジプトの古代の宗教でも説かれています。『その人が善人であるか悪人であるかが、死後に正義の秤(はかり)で量(はか)られる。その結果を記録しているのはトート(トス)という神である』ということが壁画などに描かれています。
古代のイランの宗教でも同様(どうよう)です。ゾロアスター教では、『あの世に渡るときには橋の上を歩いていく。悪人の場合には、その橋が剣の刃のように細くなり、その人は下に落ちてしまう。善人の場合には、その橋をそのまま通ることができる」と説かれています。これは、あの世に渡るときの裁きの厳しさを言っているのでしょう。
そのような話はあちこちに遺(のこ)っています。
ところが、現代の知識人たちは、『それは昔話や迷信である。人々に、悪いことをせず、よいことをするようにさせるための、道徳的なたとえ話である』と考えています。しかし、その考えは間違いであり、そういう話は、ほんとうのことなのです」