運が悪いとき、元気をくれる考え方 | ブログ幸福の科学

運が悪いとき、元気をくれる考え方

「人間の人生と運命には、ある程度の周期があるように思います。
『何年ぐらいで周期とするのか』『何ヶ月で周期とするのか』というようなことは、定かには述べませんが、確かに、何年かの周期で、調子のよいときと悪いときというものがあるように思います。
そして、逆境といわれる時期にこそ、実は、いちばん素晴らしいものが始まっていると私は思うのです。
考えてみれば、人生の転換期には、環境との不調和、他人との不調和が必ず起きます。そうすると、精神的につらいのは事実です。
では、これがなければ、ほんとうによいのかといえば、そのようなものではないと思います。
『こうした苦しみの時期は、同時に、素晴らしいものが始まっている時期でもある』 そのように考えることができるのです。
そうしてみると、逆境は怖くなくなります。
なぜ怖くないかというと、『運命の逆境期において、魂は、いちばん糧を得ることができる。いちばん教訓を得ることができる』と考えられるからです。
これは、おそらく、竹で言えば節の部分ができている時期に当たると思います。
竹は、それまで、20センチ、30センチと順調に伸びてきたのに、やがて節をつくらなくてはいけなくなってきます。
このときには、おそらく苦しみがあるのではないかという感じがします。
結局『運命あるいは運勢に、ある程度の周期があって、調子のよいときと悪いとき、順境・逆境がある』ということは、『それが、人生において、成長し、節をつくっている部分である』ということだと思います。
『逆境のときが節であり、節ができると、そこからまた次なるものが出てくるのだ』という感じが強くします。
したがって、苦しいときには『いま節をつくっているのだ』という気持ちを持って、次への成長の道を歩んでいただきたいと思うのです」