たまには自分をほめてみよう | ブログ幸福の科学

たまには自分をほめてみよう

「『人からほめてもらえる』ということは、とてもうれしいことです。
幸福の科学では、『正しい言葉で人をほめてあげよう。人に対しては、優しい言葉を投げかけ、愛を与えよ』と説いています。
しかし、現実には、優しい言葉をかけ、愛を与える人の数は、まだまだ足りません。そこで、どうしても人がほめてくれないのであれば、たまには自分で自分をほめた方がいいでしょう。
見方は色々ありますが、自分に関しては自分が一番情報を多く持っているのですから、『少し見方を変えてみようか』と考えることです。
『あの人と比べて劣っている』『こうならなければ失敗だ』
という考えで行くと、『自分は駄目な人間だ』ということになるかも知れませんが、少し違う見方もあるのではないでしょうか。
現在の自分は、小学生の頃から見れば、10代の時には『こんな自分は、一生、結婚できないのではないか』と悩んでいた人が、今は、『不作の女房をもらった』と悩んでいるかも知れません。
しかし、『結婚できない』と思っていた自分から見ると、『結婚できた』というだけでも、とても偉いことではないでしょうか。
また、『こんな不作の女房であっても、それは養い続けているというのは、偉いことではないか』という見方もあるでしょう。
子供の出来が悪くて悩んでいる人の場合は、『こんな出来の悪い子供であっても、それを育てているというは、すごいことではないか』という見方もあります。
60歳で平社員である人の場合は、『60歳で平社員であっても、仕事を続けているのだから、大いに情熱があるのではないか』という見方もありますし、『病気をしないだけでも大したものではないか』という見方もあります。
髪の毛で悩んでいる人の場合は、『髪の毛が全くなくなる人も多い中で、例えザビエルのようではあっても、周りに少し毛が残っているだけでも、すごいではないか』『白髪になったけれども、ロマンスグレーで、格好いいではないか』などという見方もあります。
そのような見方もあるので、人があまりほめてくれないのならば、たまには自分で自分をほめた方がよいのです。
毎日毎日だと、やり過ぎかも知れませんが、週に1回ぐらい、『こんな鬱(うつ)状態だし、まあ、たまには自分をほめてみるか』という気持ちをもってもよいのです。」